2016年12月31日土曜日

12月の走行距離と今年のレースまとめ

12月の走行距離は、フルマラソン含めて109キロとなりました。


後半は、思ったように走れませんでしたが100キロ超えているので良しとします。


さて、今年の大会を振り返ってみました。


2 神奈川マラソン(ハーフ) 1.53.24

3 三浦国際市民マラソン(ハーフ) 1.51.50

3 板橋Cityマラソン(フル) 4.08.57

5 春日部大凧マラソン(ハーフ)1.56.33

11 横濱ノースドックフォールラン(ハーフ) 1.42.57 PB

11 さいたま国際マラソン(フル) 4.07.48

12 湘南国際マラソン(フル) 3.55.23 PB


6月の乗鞍天空マラソンと12月の足立フレンドリーマラソンは、残念ながら都合によりDNSでした


今年は、ハーフもフルも年初の目標を達成出来て充実した一年でした。


来年も一気に新たな目標を立てたいところですが、育児と家事のバランスを考えながら続けていきたいと思います。


2016年12月7日水曜日

湘南国際マラソン2016レポート

少し時間が経ってしまいましたが、12月4日に参加した湘南国際マラソンのレポートをまとめました。


先月のさいたま国際マラソンでは、サブ4を狙ったものの、後半のアップダウンに撃沈して失速…サブ4ならず。
今回も、目標は同じくサブ4!作戦としても前回同様に前半は抑えて30キロからペースアップしてネガティヴスプリットを考えていました。

ただ、前回は心拍数をあまり意識してませんでしたが今回は30キロまでは155〜160以下に抑えて走ろうと考えていました。

さてレース当日は4時半に起床し、まだ朝早いので軽くパンとコーヒーとバナナを食べて、5時15分に家を出発しました。
最寄り駅の生麦発5時半の電車に乗り、横浜で東海道線に乗り換えて二宮駅に6時28分に到着しました。

会場へは、大磯と二宮の両方からバスが出ているのですが、大会のパンフレットには、二宮駅がオススメと書いてあったことから、一つ先の二宮まで行きましたが、かなりの人でした。電車でも大磯ではあまり降りたランナーは見なかったです。


ただ、バスもかなりの数のバスが次から次へと来るので、並んだのも10分くらいで、バスに乗れました。
係りの方のスムースな誘導により、混乱もなくバスに乗れ、10分弱で会場に到着しました。歩くと35分くらいですが、バスに乗って正解でした。
6時50分頃現地の大磯プリンスホテルに到着、まだまだ暗いですね。
とりあえず、空いているうちに入り口付近のトイレに行っておきました。

メイン会場のフィニッシュゲート付近。
奥に更衣室と荷物置き場がありました。まだ、スタート整列の8時までに十分に時間があるので、適当なところに陣取って、おにぎりとバナナとカステラを食べました。


着替えて荷物を預け、Facebookで知り合ったラン仲間と記念撮影。
今回は結構な人数集まりました。
今回もさいたま同様にテニスウエアで走ります。
さいたまではタイツ履いて暑くて失敗したので、今回はゲイターにしました。アームウォーマーも持って行きましたが暑くなりそうなので、手袋のみにしました。


今回はDブロックのスタートです。スタートは9時ですが8時半くらいに整列のところに行きました。


スタート時間が近づき少しずつ進んで行きます。
いよいよ9時!スタートの9時の時点で撮影。


スタート地点で9分5秒経過。河野さん、千葉さん、はるな愛さん、林家泰三さんが来ていました。
手を振っていて、思わずガーミンのスタート押すのを忘れてました…

スタート〜5キロ

ペース 5,35 5,30 5,42 5,36 5,33 

心拍数 132 147 146 148 152  

スタートしてから、すでにコースが広々としていて渋滞はあまり無く自分のペースで走れます。


これまで参加した、横浜、板橋、さいたまに比較して最もスタートの渋滞はなかったです。


5分40秒位を目安にしてましたが、心拍数も低くかなり楽に走っていました。


6キロ〜10キロ

ペース 5,29 5,30 5,23 5,27 5,30 

心拍数 153 153 152 152 152


6キロ以降については、だいたいペースがつかめて来たので、心拍数を155以下にして走ろうと決めました。

結果的には5分30秒くらいで楽に走れてました。

今回は、暑くなりそうなので、10キロ地点で足攣り防止用のマグオンゼリーをとりました。


11キロ〜15キロ

ペース 5.28 5.25 5.28 5.29 5.33 

心拍数 153 153 153 152 153 


この辺りでは、すごくちっさいおばさんランナーが機械のように走っていたので、おばさんと一緒に走ってました。おかげさまで、15キロまではかなり順調にラップを刻んで行きました。

給水も、水、スポーツドリンクの他にスペシャルなスポーツドリンクもあり

数も十分でした。

この貴重なペースメーカーおばさんを給水で見失っていまい、また孤独になりました。


16キロ〜20キロ

ペース 5.17 5.26 5.24 5.18 5.32 

心拍数 156 155 156 156 154 


おばさんと離れて一人になったこともあり、あんまり調子が良いのでこの辺りでついついペースが上がってしまいました。ペースが上がると心拍数が155を超えてしまうので、155を超えたら意識的にペースを下げるようにしました。


いよいよ18キロ付近で江ノ島の折り返しが見えて来ました。
この辺りで、少し左足の付け根に違和感あり、若干不安ありました。


折り返し後のフラダンスの踊りの応援。すごく元気もらいました。
この辺りで、二つ目のマグオンゼリー投入しました。

21キロ〜25キロ

ペース 5.38 5.28 5.35 5.25 5.31 

心拍数 157 157 155 158 159 


折り返しあたりから、少しずつ心拍数が上がって来た感じです。155以下では5分30秒は刻めなくなりました。

ここで、30キロまでは心拍数を160以下を目安にあげました。

おそらく、気温もかなり上がって来ていたと思います。

給水所では、頭や足に水をかけながらの走りになって来ました。


26キロ〜30キロ

ペース 5.24 5.34 5.24 5.27 5.23 心拍数 161 161 160 160 164


30キロ手前ですが、とうとう心拍数が160を超えるようになって来ました。



ただ、この辺りからは海岸線の防風林が断続的に続き、かなり日陰もありました。気温は暑かったものの、この日陰に助けられました。

視界の先に富士山が見えます。

足も痛くなって来ましたが、まだ許容範囲でした。



30キロ付近で相模川を渡る橋付近で、きれいに富士山が見えます。
ここは緩やかな登りが続くのと日差しが強く少し疲れました。
橋の上でロッキーのテーマを流して応援してる方が、パワーくれました。

31キロ〜35キロ

ペース 5.17 5.35 5.27 5.33 5.41 

心拍数 165 164 164 165 164 


いよいよ、30キロを超えて、予定ではペースアップするところ。

これまで心拍数を160以下に抑えていましたが、ここでリミット解除しました。

しかし、リミット解除したものの、ペースはあまり上がらず…

左足の太もも付け根の他に、右ふくらはぎと、太もも裏に痛みが出てきました。

ただ、32キロを超えた時点で2時間55分くらいだったので、残り10キロをキロ6分ペースで行けばサブ4いけるとわかり、かなり精神的に楽になれました。


36キロ〜40キロ

ペース 5.49 5.46 5.59 6.05 5.59 心拍数 164 163 163 162 163


35キロでかなりバテました。

38キロ付近でゴールの大磯プリンスを一旦通過し、折り返しのランナーを右手に見ながら走ります。左には湘南海岸線が視界に拡がっていて、ロケーションは最高デス。

あと、2キロくらいで折り返しの筈が、なかなか見えて来ません…この2キロが長かった。

ペースを上げようとすると、右ふくらはぎがつりそうになるので、ペースを上げられず…ここが一番辛かった。キロ6分くらいでなんとか粘りました。


41キロ〜finish

ペース 5.57 5.31 2.19 

心拍数 164 166 168


40キロ付近で最後の折り返し、最後の給水所ではゆっくり給水しました。

この辺りで、右ふくらはぎがつる寸前になり、一旦止まってストレッチ。

これで少しごまかせるようになりました。

ただ、同じ走り方だとすぐにつりそうになるので、腕を思いっきり振って、モモ上げのような走り方。つまり、膝から下の筋肉を使わないような走り方で残りの2キロを乗り切りました。


最後、会場へのラストの坂道をダッシュで駆け上がり、いよいよフィニッシュ‼︎


タイムは、速報でネット3時間55分23秒!

念願のサブ4達成です!



ゴール後、応援に来ていただいていたラン友達の田辺さんに声をかけていたただき、撮ってもらいました。


大会ボード前で記念撮影。



今回の心拍数のデータ。
ペースは変わらないのに、少しずつ上がって行くのがよくわかりました。
さいたまの時はうまくデータが取れませんでしたが、今後の参考になるデータが取れました。

〜湘南国際マラソンを振り返って〜
さいたま国際から3週間で12分ほどベスト更新できた要因を自分なりに考えてみました。

まだまだ4回目のフルマラソンではありますが、これまでの大会と比べて間違いなく1番の大会でした。


1.コースが広くて走りやすい。
これはさいたまと同様ですが、スタート直後からほぼ自分のペースで走れます。余計なロスが無いのでタイムは出やすいと思います。

2.コースがフラットでほぼ直線。
折り返しは2回ありますが、海岸線沿いの一直線のためシンプルで走りやすいです。ややアップダウンあるようですが、ほとんど気になりません。
さいたまは、曲がり角が多いのは良いとして、後半にかなりのアップダウンがいくつもある。後半のアップダウンはかなりこたえます。

3.日陰が多い
海岸線沿いのために防風林があり、帰り道は半分くらい日陰を走れます。今年は気温も高く、暑い暑いと皆さん言っていましたが、気温はさいたまと同じくらい(18度〜20度くらい?)まで上がって来ましたが、さいたまは日陰が全くなくこれが体力を奪われた大きな要因になったと思います。

4.エイドが素晴らしい
給水は、各所水とスポーツドリンクがあるのと、スペシャルなスポーツドリンクもありました。
また、給食もいろいろメニューがあるのに加え、オリジナルのしらす丼とか美味しい物がありました。
今回は残念ながら、しらす丼は発見出来ずでした…
さいたまは、女子の世界陸上の選考レースということもあり、給食はほとんどありませんでした。

5.大会ボランティア、応援が素晴らしい
大会のボランティアの数が多かった気がします。いろんなところにいて、積極的にごみの回収などしていました。
沿道の応援は、応援できないエリアもあるので、数はさいたまよりは少なかったですが、私設エイドをしてる方はさいたまより多かった気がします。

6.運営
運営が素晴らしい。行き帰りのバスはかなりの数があり、並んでいれば10分ほどで乗車出来る。
スタッフが多い。料金的には12500は、納得できます。募金も含まれているので。
さいたまは、15000円、少し高いですね。
トイレの数もさいたまは少なかったですが、今回は十分にあったと思います。

7.参加賞
ニューバランスの大会オリジナルデザインは、毎回カッコよくていろんな大会やジョギング中に着ている方を良く見かけますね。
さいたまのTシャツはダサすぎて二度と着ないと思います…^^;

ここまで書くとさいたまの悪口ばかりに聞こえますが、大会としてはさいたまもすごく良い大会だと思います。
それにも増して、この湘南国際マラソンが良すぎだということです。

毎年エントリーが1時間以内で終わってしまう理由が実際に走ってみて良くわかりました。
連続出場しているリピーターもかなりいると思います。

これからは毎年、エントリー合戦に参加して、毎年参加して行きたいと思います。



これで、今年の年頭の目標は達成できたので本当に良い一年になりました。

あと、年内は12月23日の足立フレンドリーのハーフで走り納めです。

次回のフルは去年も走った3月の板橋シティです。
まだ3ヶ月以上あるので、目標タイムはゆっくり考えたいと思います。

長文レポート最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

2016年12月2日金曜日

走ることについて語る時に僕が語ること


今さらかもしれませんが2007年に出版された村上春樹の本です。


村上春樹は大好きな小説家なのですが、村上春樹さんがランナーだったとは、最近この本を見つけてから初めて知ったのでした。(お恥ずかしい…)

ランニングだけではなく、トライアスロンもやっている本格派なのですが、
今まで、読んだ小説の中でそのような感じは全く読み取れなかったので、少し意外でした。

ただこの本を読んで、走ることと小説を書くことをほぼライフスタイルにしていることから、村上さんがいかに走ることが好きなのかと言うことが伝わって来ました。

そして、それを知った時に自分も共感するところがかなりあり、生涯ランニングは続けていきたいと思ったのでした。

村上さんの場合は、だいたい月に250キロ、フルマラソンは年に1回と言うのが基本のようです。

自分の今のところのベースがどのくらいで落ち着くのかはまだ定まっていませんが、できる限り無理なく続けられるベースを保っていきたいと思います。

そう言う意味では、今の自分は少し大会に出すぎているような気もしました。

村上春樹の小説では書かれていないホンネが随所に書かれていて、何度も読み返したい本です。